どうも小学校3年生から野球を始め今は野球ショップに勤務しているペタスです。
僕は職業柄、野球チームに関わる様々な人とお話しする機会があります。
いい話もあれば良くない話を聞く事もあります。
野球の人口減少が問題視されている昨今、比例するようにチーム内での問題やトラブルもよく耳にするようになったと思います。
そしてそれらの問題はここ数年でさらに加速したように思います。
今回はそんな野球チームの“良くない話“を記事にしてみました。
はじめに
なぜ今回こんな暗い話をしようと思ったかというと、それは現状を知って欲しいからです。
こういう問題は解決できないと深刻化する恐れがあり、少しでも改善できれば野球というスポーツの発展に結びついていくものだと思います。
この深刻な問題を聞き、どう思ったのかお話ししてみます。
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少年野球チームの合併問題
野球人口の減少。
それが引き起こす問題はチーム数の減少やチーム同士の合併という事案です。
今まで単体で活動していた野球クラブが人数の減少により合併しないといけない。
これまでのチームの方針やスタイルがあるため、そう簡単に決断できる問題ではないですよね。
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合併したい派、したくない派で保護者と指導者で対立する
ある少年野球チームの保護者の方より聞いたのですが、そのチームは来年から部員が8人になってしまいます。あと1人入れば試合には出られるのですが、その1人が入って来る見込みがない、入ったとしても低学年のためまともなプレーはできない。
そのため、近隣の交流のあるチーム(そのチームも来季より人数が足りません)と合併したらどうか?という案が保護者会で出たそうなのです。
ここでまず反発をしたのは監督さんと一部の保護者さんです。監督さんは『合併するくらいなら指導はしない!』ある保護者さんは『子供達の送り迎えなどで負担がかかる!』と言いますが、ある保護者さん達は『合併しないと試合に出ることは厳しくなる!練習もまともにできない!』と真っ向から意見がぶつかり合ったのだそうです。ここまでは事情が事情ですので話し合いはしないといけないのでしょうが、まずかったのは合併したいと意見を出した一部の保護者さん達が独断で相手チームに『合併します』と意思表示をしてしまった事です。
相手のチームでも合併の話し合いがされていたらしいのです。
1回目の保護者会での話し合いの場では、ラチがあかずまた次回という形で切り上がったらしく、中途半端に終わってしまいました。
もともと監督さんに反感を抱いていた事もあり起こした行動だったと聞きましたが、これにより合併に反対していた監督さんや保護者さんと、相手チームに合併すると伝えた保護者さん同士で激しい対立が起こってしまうこととなります。
次の保護者会では怒号が飛び交い、もうチームは解散する!うちの子はチームを辞めさせる。といったような話まで出たといいます。
結局未だに解決には至ってはいなく、相手チームにもまだ最終の返事はしてないようです。
合併できると思っていた相手チームの方からは、まだ最終の返事が来てない!合併すると言ったじゃないか!との不満の声も出ているそうです。
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チーム合併に関して注意したい事
今回はチームの人数が足りなくなり、合併するか新入部員の勧誘をしながら単体で活動をしていくかの瀬戸際で起きたトラブルでした。
最終的にチームがどういう形に収まるのか。
最後の最後までしっかり話し合いチームの今後を決定してから動き出すことが必要になると思います。
もしかしたらその決定によりチームを去る方も出て来るかもしれません、今回のように監督さんが指導を辞めてしまうかもしれません。
しかし合併するためには相手のチームとの話し合いも必要になります。
こちらだけの問題ではありません。
これから避けることのできないこの問題をどう乗り越えていくのか、議論と決断が必要だと感じました。
そしてこの問題の中でチームのこれからを最終決定する大人が、何を最優先に考えなくてはいけないのか。
それは『子供たち』です。
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