9tool factory 完全手作りキャッチャーミットの作成過程 野球工房

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グローブ

現在9tool factoryのホームページ『Cミットの部屋』で販売を開始したオリジナルキャッチャーミット。

革の選定、カラーリング考案、裁断、縫製、組み上げまですべての工程を当工房で行うこだわりのキャッチャーミットです。

今回はそんなキャッチャーミットの作成過程をご紹介いたします。

▲コチラよりどうぞ‼︎

 

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9tool factory ブラック×ナチュラル

今回作成したブラック×ナチュラルタイプのキャッチャーミットです。

基本となる型を作り、微調整を繰り返し、その中で失敗も積み重ねながらようやく完成したオリジナルキャッチャーミットです!

手のひら、捕球面、レザーラベルにはボリュームがあり滑り止めの効いたブラックのグローブレザーを使用。

背面、ターゲット、指掛けヒモ、ウェブには独特な風合いが魅力的なナチュラルレザーを配置しました。

こちらのナチュラルレザーは、厚みがあり弾力とコシの強い上質なジャパンレザーを使用しています。

経年劣化を楽しめること、使うごとに変化する色合いや風合いを楽しめることが最大の特徴です。

今回は9tool工房で開発したキャッチャーミットの作成工程をご紹介します!

手作りキャッチャーミット手のひら部・背面組み合わせ

まずは切り出した手のひら部分と背面パーツを繋いでいきます。

背面、見えている小指の掛けヒモはナチュラルレザーとなります。

パーツは一つ一つ手作業で切り出します。

この切り出しの作業がとても重要で、キレイな形になるよう慎重に進めていきます。

また、一つ一つの穴も手作業で開けていきます。

縫製は全て手回しミシン縫い付けします。

通常は腕ミシンを使用しますが、私は八方ミシンで縫い付けをします。

固定力が不安定ではあるのですが、私はグラブやミットの修理を数多く加工してきましたので小回りの効く八方ミシンの方が使い慣れています。

背面指部分は2本ステッチ縫いです。

ズレないように慎重にゆっくりと縫い付けました。

作業スピードはゆっくりですが、1箇所ずつ確実に進めて行くことを心がけています。

しっかり一針一針ズレないように心がけており、キレイな縫い付けとなりました!

当工房のミットは全て指アテタイプとなります。

手作りキャッチャーミットレザーラベル取り付け

次に親指部分に当工房の刻印の入ったレザーワッペンを取り付けます。

今回はブラック×ナチュラルカラーですので黒革を採用し全体と連動したラベルを取り付けました! 

手作りキャッチャーミットウェブ作成

ナチュラルレザーでウェブを作成しました。

弾力としなやかさがあり、ウェブ部分にも適正な素材です。

大きすぎず小さすぎないちょうど良いサイズ感となっております。

手作りキャッチャーミット背面完成

捕球面、背面、指掛けヒモ、レザーワッペン、ヘリ革を取り付けキャッチャーミットの背面部分が完成しました!

ヘリ革には全体を締めるブラックカラーをチョイスしました!

1番目に着く背面部分に大胆にナチュラルカラーを配置し、使用しながら変化していく色合い、ツヤ感を存分に楽しんでいただけます。

手作りキャッチャーミット捕球面作成

次に捕球面です。

捕球面にはブラックのグローブレザー。

耐久性があり滑り止めが効いているためボールを受ける捕球面に最適なレザーです。

ターゲット部分には視認性の良いナチュラルカラーを配置しました!

全体とのバランスもいい感じです。

手作りキャッチャーミット内部に芯材作成

中に使う芯材は何種類も取り寄せをし、最適な材質を選びました!

軽量で高耐久。さらに、耐水性にも優れます。

耐久性が強い素材を使用しているため、薄い設計の指芯部分を可能にしています。

芯材を薄くし捕球面をワイドに設計しています。

捕球面マチ(ターゲット)部分へナチュラルカラーを配置。

全体とのカラーバランスがよくまとまり視認性も良好です。。

手作りキャッチャーミット組み上げ・完成

背面部分の組み上げ、捕球面の組み上げ、内部芯材作成の工程を終えて3種類の大きなパーツを革紐で繋ぎ完成となります。

革紐カラーは全体の配色に合わせブロンドカラーを採用しました。

指芯を薄く設計し捕球面を広くとっています。

スムーズに操作できること、握り換えを早くできることが最大のメリットです。

今回はブラック×ナチュラルカラーの2色を用いてキャッチャーミットを作成しました!

革の選定・デザイン考案から始まり、切り出し、縫製、各パーツ組み上げを9tool工房で行うこだわりのキャッチャーミットです。

9tool 『Cミットの部屋』をチェック!

当工房のキャッチャーミットですが、現在完成品の販売を行っております。

独特なキャッチャーミットを生み出しておりますので見るだけでも楽しんでいただけるのではないかと思います!

ぜひ当工房の『Cミットの部屋』を覗いてみてくださいね(^^)

      ▲『Cミットの部屋』を見てみる